雑種(♂)(ラブラドールとセッターの間の子)
小学校6年の時、近所に子犬が産まれて、「びよよんの家はわんこ好きなんだよね」と声を掛けて頂き、見に行くと、と〜っても可愛い子犬が!!どうしてもどうしても欲しくて、うちの子になってもらいました。太郎が亡くなって1年以上経っていました。
名前を「ラッキー」と つけたはずなのに、なぜか翌日から「ロッキー」になっていました(不思議だ〜)。
ロッキーは雷嫌いのわりと気の弱い所があるわんこ。びよよん家は太郎の件で、フィラリア等の病気に敏感になっていました。でも医者嫌い&注射嫌いなロッキーでした。門と人の間にロッキーを挟み、外から獣医さんに注射してもらったりしました。そうしないと臆病なので、恐怖でパニックになるんです。
食もわりと細くて、残したりもしました。パンが大好きだったです。外見は痩せているラブラドールそのものです。
身のこなしは軽くて、ガードレールを10才位までひらりと、助走なしで飛び越えられる所がかっこよかったです。
びよよんの運動にもつきあってもらいました。12km位一緒に走ってもらったな〜。
そうそう、女の子にモテモテ犬だったんですよ!
近所のわんこがロッキーの所にこっそり来て(ロッキーまでは皆、外犬でした)、なんと妊娠!!
そっくりな子が近所で産まれてました(^^;)
ロッキーは明日で15才になるという前日に、旅立ちました。
旅立つ1年前、急に年をとった気がしました。病気もしていましたが、寿命をまっとうしてくれたと思います。3日間寝込んで、「もうだめだ」と思った時、苦しそうなロッキーを直視することができませんでした。泣きながらなでました。旅立つ当日の朝5時頃、「わん」と、一回いったのを覚えています。きっとお別
れのあいさつだったのでしょう。ひつぎには紫陽花の花を入れました。今でも濃い紫色の紫陽花を見ると、ロッキーを思い出します。
長い間一緒にいたので、悲しみは深く、職場でもしばらくは泣いてばかりでした。世話をしていた母のショックも相当なものでした。近所の人に「あれ?ロッキーは?」と聞かれるたびに泣いて話していました。(父はみかねて、ロッキーの像を発砲スチロールで作りました)
ロッキー、あなたは私の弟みたいな可愛いわんこでしたよ。
(東京)
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